夫婦。
喬一・・・東洋読み:きょういち、西洋読み:シャオイー。
実は喬一ではなく、「来儀(らいぎ、ライイー)」という人間だと美織に告げる。
過去「茶色い犬」にて美織を看病中キシュリンの毒で消滅寸前の喬一に呼ばれ、
美織を支えて欲しいと頼まれてピシュリムと言う成り変わりスキルによって「喬一」として過ごしてきたと美織に告白。
美織・・・上記のことがあり、言葉に出来ない程の衝撃を受ける。元々の喬一を偲び、アインブロックの酒場でお酒に溺れる。
3. メイチーと男性陣メイチーとおバカだけど実は聡明な男性陣。
メイチー・・・建設的な意見をもらい、前向きに行こうとする。
良い男たち一同・・・メイチーの相談に乗る。ナイトライド氏が
重要な秘密?に気付いた。
4. シンディと両親才色兼備の娘と、その娘を「作った」両親。
シンディ・・・ナイトライド氏の研究の助手。
美しく頭も良く落ち着いた女性だが、辛い出生の秘密を持つ。
美貌を隠すためにダテ眼鏡を掛けている。
その両親・・・ハイ・ソサイエティ(上流階級)の人間。
ピシュリムによって他人になっている。
(自身の記憶はそのままなので記憶まで失うことはない)
全てにおいて完璧な人間に成り代わった時、シンディが生まれた。
両親共にピシュリムを使っている。
5. ライイーとメイチー他人同士。
ライイー・・・昔のアコライト時代、メイチーの内親王姿を目撃。
ず~~っと
一声も掛けられないまま時が過ぎていった。
シャオイーの幼馴染とシャオイーの別人格。
ライナス・・・モロクにいる名医。
本業はならず者系の最上位職。
とても大事な秘密を突き止め、安心しきって窓を開けて涼んだ。
ライイー・・・『オペラ座の怪人』の名台詞と共に、本能である自分が理性を取ったことを告白。
馮 喬一の「理性」の強さを、彼によって示したことになる。
7. ジョセフとロデリック上官と部下。
ジョセフ・・・騎士系たちの教育係。
典型的な二重人格者で、おおらかで優しく落ち着いていて部下に優しい面と、
きつく厳しく容赦のない鬼教官のような面と、ふたつある。
前者の時は平仮名で会話し、後者の時は難しい漢字で難しい単語で難しい軍人用語で話す。
プライベートでは蝶々を追い掛けているのんきな人なので、
パブリックとプライベートで顔が違うという意味でもやはり二重人格な人であると言えよう。
ロデリック・・・ジョセフを心から尊敬しており、ジョセフの二重人格な面も含めて崇拝している。
騎士系のエリートで、ジョセフが唯一(パブリックの場で)心を許している存在である。
二重人格について、「主人格の座に着くための争いが大変そう」という意見を述べる。
8. アルドヘルムとメイチー友人。
アルドヘルム・・・砂漠で倒れていたメイチーを介抱。
丁寧なおもてなしをしてメイチーの心を和ませた。
優しい心づかいと言葉で彼の徳の高さを示した。
同時に「シャオイー」と「ライイー」が同一人物ではないかということをメイチーに話す。
メイチー・・・どうなってもいいやと自暴自棄になっているところをアルドヘルムに助けられてしまう。
希望の出る言葉や推理を聞き、希望が出て安心しきって寝てしまう。
9. レオンとメイチーオス?同士。
レオン・・・最初メイチーを「尻が軽い」と軽蔑していたが、本質を知り今度は「負けない!」と思うようになった。
究極の軍人気質で、「上の立場の人間」には敬礼で応える筋金入りの「騎士」である。
メイチーにカッとした言葉を与え、
見事メイチーの迷いの鎖を破壊した。
メイチー・・・レオンに究極の言葉をもらい、迷いがとうとう晴れる。
10. 来儀と美織
謎。
来儀・・・西洋読み:ライイー、東洋読み:らいぎ。
迷いが晴れた後に大切な想い出を作る(メイチーと)。
天宮廷で最後の別れをして来儀は去った。
美織・・・喬一の中のもうひとつの人格であり、「本能」の部分である来儀と、最後の別れをする。
11. 喬一と来儀ひとつの肉体を共有するふたつの人格。
喬一・・・「馮 喬一」の理性の部分。
冷静で青いイメージの人格。元々の人格である。
来儀・・・「馮 喬一」の本能の部分。
あまり喬一とは変わらない。静かな本能。
「理性」である喬一が眠り、本能である来儀がむきだしになって長い時間を経たことで「本能」が変わってしまい、それが「来儀」という人格を変えてしまった。
12. レンレンとクライヴ 兄妹。
レンレン・・・だいぶ中身が育ってきた。
クライヴとかなり仲が良く、デワタに誘ってエステをした。
レッド・ホット・チリ・ペッパーなどを食していて、「喬一の正体」を少し知ることになる。
クライヴ・・・レンレンの兄
レッド・ホット・チリ・ペッパーを余裕で食べられるほど辛いものが平気になってしまった。
(ライナスの影響)
喬一のことを「キリッとした人」「パッとしない人」と形容。
13. ジェラルドと愉快な仲間たち ジェラルド医師を主将(キャプテン)とした薬作成チーム。
ジェラルド・・・くるくるメガネのものすごく怪しい外見とは違い、とても優しい内面を持つ。
(意味不明だ・・・)
しかしその優しさが災いして往診ばかりしているので、アマツの医院はいつも閉まっている。
希少人種、「和風系」の血が少し入っている名医師。
レオナルドの命を受け、人格統合の薬を作ることになる。
ダグラス&アズサ・・・過去「
和風」に出てきた父娘。
まだアズサは重度のファザコンで、ずっとダグラスべったり。
シノグ・・・長身のウォーロック。
マックとミリーシリーズからの友情出演。
和風系のため、この場に引きずり出された。
レンレン・・・和風系の集まりを「天人の集まり」と勘違いして追い出すためにそのエネルギーを感じるブラジリスに行ったが、和風系の人間たちが集まっているだけと分かり、そして統合薬の話を聞き協力する事になった。
セイラ・・・ライナスの妻。
助手の腕に死ぬ程うるさいライナスが唯一認めた天才錬金術師。
シンディ・・・女性研究者。冷静沈着。慌てず騒がず。
14. ローザとアズサ 美少女同士。
ローザ・・・レオナルド皇太子の娘。
大輪の薔薇のような華やかな雰囲気の女の子。
とは裏腹に、内面は恥ずかしがり屋。
アズサ・・・和風系人種の女の子。
谷間の白百合のような はかない雰囲気の女の子。
とは裏腹に、内面はお転婆。
ふたりの共通点・・・美少女でお母さんがいない。外見と内面があべこべ。
15.
ギルバートと麗帆ジェラルドの知り合い。
ギルバート・・・どういういきさつでジェラルドを知ったのかは不明だが、悩む美織にジェラルドを勧めた。
美織、なので「みぃみぃちゃん」になるはずだが、生前の「めぇめぇちゃん」の呼び名をそのまま変えずに呼んでいる。
亡くなってからすぐに天界に上げられ、九宮仙人になっていた。
麗帆・・・読みは「
リーファン」。
通常は天界は東洋読みだが、好みのため西洋読みにしている。
ジェラルドの幼馴染で、恐らくジェラルドは美少年の頃の
リーファン(下界読み)を知っていると思われる。
16. 喬一と美織 Part2
夫婦。
喬一・・・統合され、単一人格になった。
「喬一」も「来儀」も、つまり「理性」も「本能」もほぼ変わりは無かったので、余り変わりは無かった。
天帝から「徳奏仙人(とくそうせんにん)」の位を授かり、その力で春花を救った。
春花・・・喬一の乗る雲。愛犬と合体している。
美織・・・トップシークレット(ゴルゴ並み。もっと上かも)を知る。
17. ナイトライド氏とシンディ研究者と助手。
ナイトライド氏・・・全ての真理を司る存在。
そのため静かに見守っていた。
そしてラストの場面に出てきて、様々なことを語った。
シンディ・・・最後の大トリになった。
その美しさはリン・チー・リン(林志玲)のようであった。
以上です。

Pagetop