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あの瞬間


雷に打たれたんだ

「(でも気付かない振りをしていた)」

振り向いた顔

くるっ

振り向いた顔


今でも

鮮明に

あの顔が



黒くて長い髪が舞って


あの顔!

忘れられない・・・


 
いきなり想うようになった訳でも
喬一君が関係している訳でもない

 
会話?

 
きっかけ?
 
楽しいひととき?

・・・結婚?


喬一さんの出現



「(全部違う。何か・・・)」



一番最初だ!


一番最初の くるっ て振り向いた時の!

あの顔


一番最初で惹かれてたんだ


どうして今まで封じ込めていたんだ

(どうして封じ込められるんだ・・・)



ちょっと待て!

俺はロ○コンなのか?


いやいやいや


「(僕は秩序型のはず。ロ○コンはこっち、ではない)」

泣きそうになってくる彼。



今までは塩ラーメンだったのに、

「(俺は今、豚骨ラーメンどころか牛骨ラーメンを食べる羽目になっているという訳か!)」

(※本当にあります。牛骨)



今まで完璧に均整を取れてきていたのに。


アレクシスは感情のブレをコントロール出来ない自分にいらだった。


 

このまま、ブラックホールに自身を放り込みたいと思う彼。
 



「玄宗?」


突然、美織が後ろから声を掛けた。


くるっ

玄宗は今まで両手で顔を覆っていたのだ。


 

美織「玄宗、どうしたの?疲れ?風邪?」


無視したまま、自分の部屋に行く玄宗。


・・・
「げ・・・ん・・・」


最近、ずーっと 避けられっぱなしの美織。


そしてカッ!っとなった。

ズンズンッ

パササッ(ドアを開ける音)


玄宗は「何でここ来るの」という少し驚いた顔をしている

「ど、どうして?私何か気に障るようなこと・・・
何でも言って!」
必死な彼女。



玄宗は両手で顔を覆い、雲の椅子に腰掛けた

(見えないのに何故椅子の位置が分かるんだ)


「何でもないよ」
疲れたような、そして優しげな顔をする彼。


 
そのあやしい様子に、何かを感じる美織。

「あ、あの!
怒らないで!」

前置きをして。
 

「もしかして 私のこと好きなんですか」

と聞いた。



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