(夏樹、喬一のシェパードの犬の雲が動いている音)
「だいぶ夕方になってきたねぇ」
空の色がオレンジ色になっている
喬一「もうだいぶ遅いですよ」
美織『今日はずっと一緒にいたい!』
からもう数時間。
・・・
美織「そっか
もう喬一さんとは会えないのね
当分は。
帰ったら」
喬一「(倒置法多いなー)」
後ろに居た美織はしょぼ~んとしながら
一瞬ドクロみたいな状態になった。
(マンガに出てくるような)
また、、会おう、ね"。
すこし鼻水がでてくる美織。
喬一「うむ」
喬一は穏やかに答える。
少し経ち、
アレクシスの雲の住み処が見えてきた。
美織「わあっ」
思わず膝立ちになる。
我が家だー!
美織は結婚しているため、アレクシスの家が「我が家」ということになる。
そのまま、夏樹雲はアレクシスの雲の住み処の前まで来た。
ぴょんっ
美織は夏樹から降りた。
「有難う!」
楽しかった!
うなずく喬一。
美織「また、会おうね」
小さな声で言う彼女。
・・・
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夏樹に乗りながら、、
喬一はぼ~っと考えていた。
「(夜遅くならなくて良かった)」
何しろ、
今日の色占いで
『夜遅く帰っちゃ駄目だぞ★良い子のみんな、約束だよ★』
と書いてあったのだ
(おい)
色占いに反することをしたらきっと天罰当たるよな~
そんなことを考えていた。
(もっと有意義なことを考えた方が・・・)
・・・
アレクシスさん。
(以下略)
形だけの夫婦。
・・・
・・・
一番大事なこと 聞き忘れてた
後悔する喬一である。
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