.auto-style1 {
text-align: right;
}
.auto-style2 {
text-align: center;
}
.auto-style3 {
font-size: large;
font-weight: bold;
}
.auto-style7 {
font-size: medium;
font-weight: bold;
}
.auto-style8 {
text-align: left;
}
.auto-style20 {
font-size: medium;
font-weight: bold;
}
.auto-style21 {
text-align: left;
}
ベランダから帰ってきたアルフォンス。
しばらく考え込んでいたようだったが、「もういい。疲れた」と考えるのをやめたようだ。
アルフォンス「恐らく幼い頃にでも聞いたのだろう」
レンレンは、不思議な能力が多々ある。
日にちが多く経たないと出来ないこともあるが、
何となくアルフォンスの謎を解いてみたくなった。
レンレン「ん~~
その謎、解いちゃいたいなぁ」
アルフォンス「ん?」
「時間掛かるけど」
両手を上げて嬉しそうに言うレンレンに あら とした顔をするアルフォンス。
アルフォンス「ん。別に構わないが」
おおーう、と両手を合わせるレンレン。
レンレン「いいのね。 じゃあ解くー」
何日掛かるか分からないし、失敗することも多々あるけど
アルフォンス「まぁ、パンテスト、という単語に不吉なものは出てこないだろうしな」
「大方、前世の、、大昔に傷を癒されたり、助けてもらったりしたのだろう」
そ~ね~
レンレンは人差し指をあごに当てて考えた。
アルフォンスは両手を組んだ。
じゃあ
アルフォンス「君のことも聞かせてくれないか」
アルフォンスは言った。
前世のこと
え?とした顔をするレンレン。
レンレン「・・・前世にこだわるなって言ってなかったっけ」
トポポポポッ 室内にあるポットでお茶を作りながら、
「そうだな。・・・10歳じゃない君に興味を持った、、とでも言うか」
と言った。
へ~え
そうなんだぁ という顔をして、
うーん とレンレンは語りだした。
★東洋系だった
★名前はなんとかラン?
★好きな人は銀髪
アルフォンス「東洋系か。珍しいな」
ミッドガルド大陸に東洋系はあまりいない。
アルフォンス「(昔からいたのか
ひょっとしてもう滅びた人種だったり)」
北洋系とか南洋系とか
そんなことをあれこれ考えていると
レンレン「アー?」
何か思い出しそう!
アー アー アー
何だろう!
両手で両耳を押さえているレンレン。
どうした、何かあったのか?
変なことを思い出させてしまったらしい。
焦るアルフォンス。
「・・・?」
レンレンの横顔。
全然知らない、別の人になっているようだった。
---------------------------------------------------
夜、飛び起きた。
「アイラン!」
そうだ。
思い出した。
アイラン!
クライヴは自身の汗を感じた。
アーシェ
アーシェ・・・
アーシェ・・・私を捨てるの?
同時刻、
「アーシェ!」
飛び起きるレンレン。
涙が出ている。
寝ているうちに出ていた?
「アーシェ、捨てるの?」
レンレンの声に起きたアルフォンスがむくりと起き上がる。
アルフォンス「・・・?」
レンレン「アーシェ、、、私を捨てるの?」
BACK「パンテスト」
NEXT「手を・・・」
|
Novel amd story work

