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どちらなの



ここはジョセフ・ディオン家。

・ナイトライド氏
・ライナス
・アレクシス
・アルドヘルム
・ジョセフ
・アルフォンス


メイチー(美織)は、「建設的な意見を出してくれそうな人間」をピックアップして呼び出した。

その際ジョセフが、
「ほとんど天界の人間じゃないし、日時さえ会えばうちに来てもいいですよ」

と言ったのだ。

天界人は「アレクシス」のみである。

天界にはハイグレードな考えを持つ人たちがいるのだと思った。
そうではないんだ。
(だから自分たちが頼られているのか)
・・・的なことを思う一同。


メイチーは気付いていた。

こんなに精神性の高い存在たちが天界に上がれば、きっと類稀なる存在になるだろう。

「(今の天人に相談したところで、、彼らは、、あまり考えることがない世界にいる彼らは当てにならない。
アレクシスは別だけど・・・)」


天界人と言えば、、、

リーファン(麗帆)には何故か相談したくなかった。

キィィィィ!となってどれだけライイーを攻撃するか。

そもそも、メイチーが結婚することに酷くハンカチをかみしめていたリーファンである。

(娘が嫁に行くんだと見送る父親と兄の気持ち)


アレシスと結婚したと知った時は、心から祝福してくれた。

アレクシスが素晴らしい存在だと認めたからであろう。


しかし何故かシャオイーと結婚する時はあまり良い顔をしなかったリーファン。


位だとか、人格だとか、そういうのをあまり知らなかったことや、
「もういいじゃない。結婚するのやめようよ?」と思っていたからだと思われる。


そんなメイチー大好きなリーファンに相談したら、
相談してる途中にライイーにどんな攻撃をかますか。


「(御免。今回だけは秘密にさせてね。リーファン・・・)」

メイチーはそっと懺悔をした。


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アレクシス以外、シャオイーのことをほとんど忘れ掛けている男性陣。

ん。
ジョセフが思い出した。

「謎を探った記憶が!」

ジョセフは昔、過去「茶色い犬」参照なのだが、メイチーとシャオイーの謎を追ったことがあるのだ。


「幼馴染だよ。確か、天界にも行けるようになったって聞いたな」とライナス。

うん
「メイちゃんの幼馴染だったな」

とアルフォンス。


「ジュノー大図書館に用事があって殴り聖職者リストを見た時『フォン シャオイー』の名前を見たことがあったような」

とナイトライド氏。

あっ!

先程から腕を組んで考え込んでいたアルドヘルムが声を出した。

「確か、、アマツの幽霊騒ぎ(※過去「夜桜の精」参照)の時に、シャオイーさんて人がいきなりいたような!」



おぼろげながら、みなシャオイーの記憶を思い出したようだ。


顔を真っ赤にして、且つ真っ青にして、、メイチーが言った。


「私とシャオイーさんは、、天界では東洋読みだから『きょういち』と呼ぶんだけど

仲良しだったの。とっても。なんだけど、、(詳しい説明)」


水を注さない良い男たち一同。

・・・


ライナス「メイチーさんの方向性をどうしたいかだよな」

「シャオイーはもういない。で?どうしたいんだ。愚痴りたいだけ?」

アルフォンス「おい、口が過ぎるぞ」

ジョセフ「突然『別人です』って言われても困るよねー」


下を向いてため息をついてアレクシスが言った。

「今、この場で知らされる、とはね」
(※アレクシスモード)


アマツの幽霊騒ぎの時のオレサマモードのアレクシスを知っているアルドヘルムはとても驚いていた。

が、すぐに戻った。


アルドヘルム「メイチーさん。シャオイーさんを想う気持ちは分かります。

ですが、『メイチーさんを想っているのはライイーさん』なんですよね。
シャオイーさんだったらどうだったか・・・。

あなたはシャオイーさんを想っている。
でもそれはシャオイーさんではない。ライイーさんだった」


メイチー「でも、小さい頃からの、、あの頃からのシャオイーさんが私は・・・」

アルドヘルム「でも、天界?であなたと心を通い合わせた・・・と言ったら大袈裟ですが。
それはシャオイーさんではなく、、ライイーさんだった」


メイチー「私はだまされていただけです」


アルドヘルムはきつくそして凛として言った。

「メイチーさん。『シャオイー』というのは名前だけです・・・」



メイチー「・・・」

サッと顔を下に向けるメイチー。


・・・


皆、誰も何も言えなかった。

いかにメイチーとシャオイーという二者が深い絆を持っているかを、
空気を通じてとても伝わって来たからである。


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し~ん

ち~ん(し~ん、の比較級)

し・・・ん(し~ん、の最上級)


折り詰め的な沈黙の後、「ブレイクタイム」にしましょう。とアレクシスが提言した。


「ハッシシ吸ってくらぁ」

ライナスがガタッと立ち上がって外に出た。


メイチーが机に突っ伏してすぴーと休んでいるのを確認するアレクシス。



アレクシス「(ピシュリムか)」

・・・ピシュリムは完全にその人間に成り代わる魔法だ。
次第に本来の自分に戻りはするが。


アレクシスも、アルフォンスも同じことを思っていた。
「別人とは言え、完全に『シャオイー』に成り代わっていたんだから、
その思考、行動は「必然的に生まれていたシャオイーのもの」だったんじゃないのか」


きゅ~っ
ちゅっちゅっちゅっちゅっ

思いっきし下品~にいろんな動物のぬいぐるみにキスの嵐をかますメイチーだった。



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