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気の正体



れ、レンレン?

梅茶を飲んでいた美織が驚いた声を出す。



まだハッキリした訳じゃないけど。と喬一


★邪気を漂わせる

★美織と似た気を持っている

★子供


どう考えてもレンレンだろうということだ。


過去「閑話休題」参照なのだが、レンレンはある事情により、

天人と闇人の力を持ってしまい、そのため只でさえ特殊な存在として際立っていたのに、

更に特殊な存在になってしまった。


邪気な気を生み出せるのは彼女だけだろう。
人間の身で。


どうしてレンレンがここに。

美織がハテ?という顔をする。


考え込むふたり。



あ、そうだ。

喬一「目が白い人たちは幽霊です」

ガバッ

振り向く美織 少しお茶をこぼした。



ゆ 幽霊??


あ、えーと あの浴場で亡くなった人たちとか!

思い出したくないが、カラ元気を装って言ってみる美織。


おそらく、美織ではなく レンレンの力を感じ、

レンレンにすがる形でここに引き寄せられ、


似た気を持つみぃちゃんに行っちゃったんでしょう。

喬一が言う。


美織とレンレンは似ている。

カオスとローの混合。

混沌と秩序の混ぜ合わせ。


どこかで繋がっている、と勘付いている人間や天人は多い。


(そしてその謎はまだ明かされていない)



レンレンが、、

「ここにいる・・・」


美織が訝しげに言う。


「可能性は高いねー」

喬一が腕を組みながら答える。


お手伝いにでも来たのかな・・・

もしくは
「元々何か悪い気があって、ここの旅館が『祓って』ってレンレンにお願いしたとか」

ぶつぶつ


しかし美織は腹が立ってきた。


折角のお正月の楽しいはずの旅館タイムだったのに

「何か台無しにされたような!いたずらされた気分よ」


思わず握りこぶしを作る。


多分、あの声 浴場から聞こえたからあの近くか、、

下だから、浴場の下の階・・・。


サッサッサッサッ


浴衣から イライラして仙服に着替える美織。


その様(さま)に何も言えなくなる喬一


「何か事情があるのでは!」

とりあえず言ってみた。


うるっさいわね!

一喝する美織。

動じない喬一。(慣れてる)


何か良く分からないけど
妙な磁力って・・・
「(喬一さんのひとり旅を邪魔したあたりとか)」

全部レンレンが。

ぎゅっと目をつぶる美織。

「(大層な位に就いたんだもの。力があるのよね・・・
何なのよもう。
力がある存在って、、力がある分それに見合う静かな心が必要なんじゃないの?)」


「(そういうの含めてちゃんと言わないと!
暴走したらとんでもないことに・・・)」


イライラしながら歩く美織。

(少しレンレンの力を妬んでいる)


一方。

新聞を読む喬一。(え?


喬一は合理的で、無理だろうと思ったことについては一切考えない行動しないエコロジーな人である。


そのまま優雅に座り。俺も何かお茶でも飲むかな と考えていた。

(※天界にはテレビという概念が無く、下界のテレビを天界で観る形になる)



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