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分かりません!

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たまに、いつも哀しそうな顔をしていたイヴァンさん(喬一の前世)の顔が思い浮かぶ。


どこを見ているか分からない、哀しい顔。


川で釣りをしているのだから、川だとか魚たちを、、

あるいは川の向こう側にある花とか

空とか

イヴァンさんはどこも見ていなかった。


虚空をさまよっているような目。


沙奈(美織の前世)だった私は、たまにそういう顔をするイヴァンさんに対して、、

深く考えようとはしなかった。


考えたくない考えない

どうでもいい


あ、イヴァンさん

彼の姿を見つけると


事前に摘んでおいた 前回とは違う花、、毎回毎回種類を変えているのだが、

(種類が被ったことは一度もない)

それをハイ、と渡した。


無言で受け取るイヴァンさん。



菊花の花を贈ろうとした時は、「高価すぎる!」と受け取らなかった。



アレクシスは逆に、花を贈ってきた。


誕生日に、色とりどりの・・・


虹色風の、あでやかな花束。



花?



美織はふっと思った。



「花」がキーワード、、なのかな



ずっと、喬一さんの謎(離れろ、と言われたりすること)を考えながら、、


過去の想い出に イルカがちゃぷ〜んと海に泳いでいくようにダイヴしまくっていたが、、

(ダイヴしすぎ!)


ハッと 気付いた& 戻ってきた



「花」



・・・な、、気がするような しない・・・ような・・・


眉間にしわを寄せ、「う〜ん」と考える美織。


「目」も関係あるのかしら


「(そういえば)」


ジャワイでマウントポジション取られた時に(何やってんだよ・・・)

不思議そうな顔で目?を見られたような

アレクシスに。


かつてずーっと アレクシスの目を見ていたみたいに。



花、と目、、 あとそうだ。「私を刻め」 ・・・って何だろう?


自分ではない、何者かの意思のように感じた。


・・・


でも「破壊」のキーワードが出てきた。

破壊?


ぶわっ!!


人が、体の中心部から 四方八方に飛び散る映像が浮かぶ。


粉がぶわっ!と飛び散るように


??


美織は訳が分からなかった。

「私を刻め」→飛び散る  キーワード:破壊


美織「(・・・私が危険な使者とか・・・)」


解説本てのがすぐ傍にあって、、

バッて開いて「あ、こういうことだったのか!」


「(ってなりたい!)」


・・・


わっかんあい!

(わっかんない、の比較級)


怒りがフツフツと湧いてくる。


「(い〜ますぐアレクシスをくすぐり倒して真相を聞きだしたいわぁぁあぁ)」


・・・

「(天宮廷(天の宮廷)はどうなってるのかな
アレクシスがテキトウにとりなしてくれているのだろうけど。私の無出仕。
・・・
いつまでなんだろうなぁ)」


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蒼い巻物がたくさんある部屋。

深海のような色。


テクテクと歩いていったらその部屋に辿り着いた。

安らぐ・・・と思った。

ここは一体?


「(アレクシスみたい・・・
何となく・・・)」

奥の方に行ってみる。
ひんやりして気持ちが良い。

巻物の一本を取ってみる。


青い炎が出て

それが紫色に変わっていくような幻影。


気付いたらその炎が「赤い炎」になっていた。


いけないことを気付きそうで、急いで部屋に戻る美織であった。


 

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