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やなんだもん

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この早さだもん

すぐに玉清になって、


いずれ!!


「あ、あ、 あ、、、 は、離れちゃうかもしれ、、」


喬一「それはない!」


ハッキリとした口調。



ち、違うもん!

いつか離れちゃ



だから!

それはない!



美織「・・・・・・」


なんでぇ

なんでそんなにハッキリ言えるわけぇ・・・



喬一は不思議になって聞いた。


「逆に」


何でそこまで思うのだろうか。

喬一「離れたことなんてあったっけ」


喬一さんなんてキライ!
とか一時的に拗ねてしまって
しばらく離れていたことはあるけど

などのようなことを言う。


「本当に離れたことなんてあったっけ」


美織「・・・・・・」


そりゃ ないけど



何でだろう


話せなくなったり 遊んだり

シースー(下界を見ることが出来る装置みたいなもの)を一緒に見たり、、

ナンチュンをやったり


美織「(そういうの、全部やれなくなっちゃうんじゃないかって)」


何か思うのよ



でも何でここまで不安になるのかしら


すぐにホイホイ天帝になる訳でもなし。

そもそも天帝自体、なるという発想がヘンよね、、




美織「(でも、、不安なのよ・・・)」


って何故?


自問自答していた。



喬一は呆れていた。


犬に去られたくないと。

そうなんだよね。



喬一「源現、、なんだろ。雑種!
日本犬の」


ぽうんっ!


大きな日本犬の雑種の幻影が現れて、、数秒して消えた。

仙術「幻を見せる術、『源現(ヤンシェン)』」である。


パッとしない。

でもほのぼのする。
そんな犬


「パッとしないけど、とてもほのぼのとする喬一さんみたいねー」

泣いてたくせにすごい笑う美織。


喬一(←パッとしないって言われて微妙な気持ちになった)


腰に手を当て「僕は格好良いです!」と言う喬一。


美織「うん。パッとしないけど、格好良いよね」

一応端正で知的な容貌をしている。しかしどうもパッとしない。


泣きそうになってくる喬一(結構普段からそういうの周囲から言われてる)。


そうだ!!

美織は手を叩いた。

そうだぁっ!


ガッツポーズをしながら唇をぎゅっとしめ、頭を振る。


ぱたぱたぱたっ と背を向けて走り出す。


「(あれ、どこいくん・・・)」

喬一が思っているとすぐに


きゃんきゃん!!


あのぬいぐるみシャオイー(柴犬)を持ってくる美織が見えた。


ぶちゅーv


犬(柴犬)にキスしている。

たらこ唇をむにゅ〜と作って濃厚なちゅ〜をしている図。


喬一「(マンガのような光景・・・)」



これから、、
あることが起こる。

結構久し振りのことだ。

それとは何と対照的な


美織「ねっ 喬一さん!」

美織がくるっと振り向いて言った。


「ずっと傍にいてね。
・・・天帝になってもなんでも」


喬一はイラつく


わざわざ確認することか!

俺たちの仲はそんなんじゃないだろ!

・・・的なことを思う。

喬一は「パッとしない」もあったし、かなりイライラした。


無言の喬一にハの字まゆげをする美織。


美織「なに・・・黙っちゃって・・・」


喬一「(ここで「断る!」って言ったらどうなるんだろう)」


やはりいつも通りのふたりであった。


 

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