現代ファンタジーのオンライン小説 - ものもの

裏に潜む

RO小説本編の目次 > 暗闇と花びらの記憶の目次
 

クリスティン「あの、どうしようもない、、恐い暗い迷路・・・

あの暗闇の記憶は一体何」


・・・


黙っているレンジャーにクリスティンは疑問を感じた。


「・・・?」


「罪悪感 だ」



罪悪感。


クリスティンは聖職者である。

(殴りではあるが)


「罪悪感」の苦しみ、辛さは、、神父からたくさん教えられている。


「(アコライトになる時も プリーストになる時も、、)」

(※アコライト=初心者聖職者、プリースト=その上位職)



それがあの迷路・・・


怖い


冷静に考える。


罪悪感が積もると、「ああいう迷路」に はまりこんでしまうのかしら



そんなことを考えていたら、



「俺を捨てたことを、永遠に後悔させるよう 罪悪感を深く刻んだんだ」



あなたは悪魔なの?


「ど、どうしてそんなことが出来るの?」

「何故、そういうことが、、夢を見させたりだとか、、そういうことが出来るの?」



長い沈黙。



「お願い!教えて!」


何故?

あなたは何者なの?



目を伏せるレンジャー。


「ただ俺は、刻印を刻んだだけだ」

おまえに





「刻印?」



それはどういうものなのだろう。


でも何故か聞きたく、、なかった。


両腕が痛い

すごく痛い


もういいかも。


どうでもいいかも


刻印が刻まれて、、

それでそうなった



それでどうすればいいんだろう私


腕が痛い。

眠い



その場に倒れたくなる。




その様子を見て、レンジャーは口を開いた。


「・・・離婚してもなお、おまえは

アサシンクロスと仲むつまじかった

それが、憎かった」


許せなかった



え?

何を言ってるの。

意味が分からない。


「最初はおまえの結婚の予兆を感じ、・・・刻んだんだ。

刻印を」



クリスティンは頑張って聞こうとする。

朦朧とする意識を必死に振り払い、ぐっと力を込める。


「次に、おまえが離婚したから、刻印を収めてやった」


・・・


・・・


何か重要なことを言っている気がする。


・・・

頭が回らないよ


『憎かった』

憎い?

アルドヘルムさんを?


「(嫉妬?)」

目を見開き、パッと 目の前のレンジャーを見る。


「嫉妬なの?」


沈黙が辺りを包む。


 

BACK「くらやみの」  NEXT「虹」