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この子を知っている

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「何かお困りですか?」


突然話し掛けられて、振り向くクリスティン。


「(う"っ!?)」


そこには、美貌のアサシンクロスがいた。


キラキラキラキラッ

↑クリスティンの脳内変換 そのアサシンクロスの周りの空気に漂っているように見える。


「あ、いえ、何でもないです、はい」

変な受け答えをしてしまう。


サッと背を向けてから思った。


「(あれ?バーテンさんじゃない、よね?)」


くるっ


再度向き直る。

まだいる。


クリスティン「(まだ若い子ね。
あれ?この子どこかで見たことがあるような、、)」


クライヴ君・・・?
あの銀髪、、、

銀髪・・・

い、いや、そんな訳ないわ

キラッ

キララッ


エメラインの瞳、、もとい自分の瞳、、


クリスティン「(たまたま、、なんだろうけど。

あれ?)」


不思議な感覚。


なんだっけ。


あれ?


固まるクリスティン。

普段はこんな、人をじーっと見たりなどしない。


なのに目を離せない。



どこかで見たことがある。

あれ


クライヴ君? エメライン? 私?


いや


もっと深い何か



この人知ってる。


違う!



この「子」 知ってるわ



驚きの表情でクライヴを見つめる。



クライヴは驚いた顔をして、


クライヴ「どうかなさったのですか?」

と聞いて、

それに対し、青い顔のままのクリスティンを見て、、


クライヴ「普段、こうして声なんて掛けないのです。

でもあなた、とても困っているように見えたから」

としゃべりにくそうに言った。


そうだ、、、


クライヴはその容姿もあって、あまり人と関わらないようにしている。

しかし、わざわざ他人にこうして声を掛けるなんて、、


クライヴ「(何故なんだ、、、?)」


彼自身も疑問に思っていた。



クリスティン「(私、 この子を知っているわ!)」


涙が出そうになるのを必死にこらえるクリスティン。


私が、、 私が何とかする・・・


御免ね 御免ね


私、、 頑張るから!!




心に誓うクリスティンであった。


 

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