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コレがその


『花篠娘々』の証なんだけど。


「天帝に授かったんだけどね」


テンテイ?と思いながらも黙って聞くエメライン。


草露娘々(くさつゆにゃんにゃん)ていうのがまずあって、

その上が

『花篠娘々(はなしのにゃんにゃん)』

えーと・・・


娘々、というのがまずあって、、


草、花、樹。で言うと。


『草露娘々(くさつゆにゃんにゃん)』

『花篠娘々(はなしのにゃんにゃん)』

『樹悠娘々(きゆうにゃんにゃん)』



最初に、

『なになにの精』っていう花とか草とかの「精」があって、


それらをまとめるのが

『なになにの娘々』


草、花、樹、

でさっきは分かりやすく言ったけど。


「草露」「花篠」「樹悠」


娘々 はもっとたくさん種類があるんだけどね


この、

美織は頭に付けていた飾りを触った。


「とてもキレイな虹色の飾りが好きだから、、嬉しいの」


下がってもやだし。位が。

上がってもやだし。


・・・


エメライン「じゃあ、花の精なんで、、あ、花の・・・仙女様?」

美織「天界に上がりたての頃は、、『秋桜(コスモス)の精』だったんだけど」


飾りを何度もキレイに付け直す美織。


・・・


「(花の篠・・・)」


たくさんの面を持つ美織に相応しいかも、と思うエメラインである。


前に「上官に逆らう気?」って

喬一さんに言ってたのは 上官風?吹かせてたの


肩をすくめる美織。


しかしすぐにニコッと笑った。


禁呪っていうのがあって。

えっと、、


説明しようとするのを制止するエメライン。

「知っています」

素直なエメラインはそのまま信じた。


禁呪持ちだったのですか!?


美織がエメラインの方を向いた。「うん」


禁呪とは、、

過去「茶色い犬」参照、、なのだが、

かつて太古に存在した、強大すぎるゆえに封印された魔法である。

稀に、、本当にごく稀に、その「禁呪」を持って生まれてしまう人間がいる。


喬一さんに掛けたの。私の禁呪。

「たくさん種類があるんだけど・・・」

禁呪自体。


私のは、自分の命を引き換えに、人を不老不死にするものなのね。


エメライン「それは・・・あの、、その」

分かっているけど。

でも聞いてしまう。


「それでもしや」


美織「うん」



それで


それで亡くなったの?


「(美織さん・・・)」


呆然としてしまう。


ジェローデルを思い出す。


み、美織さんが分からない。


あ、愛していないのに何故そこまで・・・(汗)




??


恋愛だとかそういうものを経ずとも、無くとも

大切な存在だから、

そんな人だから

特に「愛する」だとか そういう理由なんてある訳じゃなくても・・・


命をあげられる


・・・


喬一さんと美織さんて・・・(汗)



でぇ

その 喬一さんに対する功績と、

生前の「禁呪を持っていた」ということで

それで恐らく 花篠娘々になったのだと思う。


たぶ、、ん、、
そうだと思う。


両腕を頭の後ろに組み、呑気に語る美織。


あ、

あの

「そういえば、喬一さんには位とかはあるのでしょうか」



すっかりもう 自身の問題を忘れているエメラインである。


 

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