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内親王殿下

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ギルバートは美織の友人のメカニックであった。

(※メカニック=鍛冶職人の最上位職)


元々はクリスティン(エメラインの双子の姉)の知り合いだった。


ある時クリスティンが アルベルタで美織に 色々と視てもらっているところを、

偶然にギルバートが通りかかり、

「ギルバートさんも視てもらいましょうよ!」

と誘い、


その縁で知り合ったのである。


ギルバートは何故か美織と波長が合う。


でもどこかで。

「(確か どこかの建物で。)」


離れていくギルバートさんを思って泣いた記憶がある。


同性同士だったわ。。


「めぇめぇちゃん?」

呼び掛けるギルバートの声を無視する。


あれは、、前世か何かの記憶なのかな。


ギルバートさん、、

お母様みたく、、

いつかいなくなっちゃうの?



私また、体育座りで泣いたりしたくないよ


「めぇめぇちゃん?」

どうしたの


再度 ギルバートが声を掛ける。


あっ


ちょっと考え事してて。


孔明に追い抜かれて諸葛謹 気の毒だなーって。

テキトウに返した。


「めぇめぇちゃん長男(長子)好きだからね〜^^;」


うおっ! 博識!!


びっくりして 先程の悲しみが全部吹っ飛んだ。



・・・・・・


わぁ。

「うわー、あの飛行機雲、ギルバートさんの髪型そっくりぃ〜」


あの角度とか絶妙〜♪


それからふたりは、徐庶は髪型が変だけど ハッキリ言ってインパクトは諸葛亮より上だとか

いやいやあれはマンガの中の世界で本当にあの髪型かどうかは分からないとか

でも「私がホタルでしたらあの方は月で御座います」って大袈裟な表現よねぇとか


「何の話してんだ?」と 横山光輝の三国志を知らない人からすると不可思議な話を延々と繰り広げていた。


アルベルタの例の大きな樹の下。


ごろごろごろ〜〜ん と寝っ転がりながらぐるぐる回る美織。

草をあちこちに付けながら、「でもぉ、あたし諸葛謹が一番好きv」と満面の笑みで言った。


「相変わらずだねぇ〜^^;」 と思うギルバートであった。


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おかあちゃまぁ
おかあちゃまぁ


内親王殿下、お母様は眠ってらっしゃるだけなのですよ、


違うもん
おかあちゃまは私を置いてお空に行っちゃったんだもんー!

内親王殿下っ!
わたくしが! わたくしがお守り致します!

お母様はあなた様を置いていったのではありません!
お空ではなくて、 ・・・目に見えないだけで、、内親王殿下をお護りし遊ばしているだけで御座います!


違うもん!
フローラ!

嘘つかないでよ!

あたし嘘つく人嫌い!


ぱたぱたぱたぱたぱたっ

内親王殿下!
お待ち下さい!


ばかっ!

フローラもおかあちゃまも嫌いよ!


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美織「・・・あの子には、、私のような思い、絶対させたくない・・・」

ギルバート「お母さんがいない、というのも辛いことかもしれない。
でも、いればいいというものでもない場合も、あるにはあるからねぇ〜;」

美織「まぁ〜 それもそうですねぇ〜・・・」


寝っころがっていたが、ふとガバッと身を起こす。


やはり、見苦しい姿を見せてしまった時のことを思い出したのだ。



両手で両頬を押さえ、真っ赤に顔をする美織。


「ぐっはぁ!恥ずかしい!!!!」


ギルバート「まぁ、、心を許してくれたってことで」


やばいやばいやばいぃぃい 恥ずかしくて苦しくてぴゅーっ!


ギルバート「(ぴゅー?;)」


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レオン「(はーん・・・そういうことか)」

丁度、旅(傷心の。(原因:エメライン)から帰ってきたレオンが、偶然その様子を見ていた。

(傷心の旅、、過去「罪」参照)


 

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