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理想?

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ねぇ メイチー(美織)はどうして
いつもシャオイー(喬一)ばっかりえこひいきするの?

そうだよ

黙ってたけど、いつもシャオイーばっかり優先して


きょとんとした顔でシャオイーは言った。

「だって私、シャオイーが好きなんだもん」


その様子を見て、


兄が好きな妹、、臭がぷんぷんして

皆はたらりとなった。


好き、ってそういうことね。



ねぇシャオイー 私ね、シャオイーのこと大好きよ


シャオイーは興味無さそうに露店の武器・防具などを見ていた。

値上がりしたなー


そんな風に言うシャオイーに、ねー料理作ったんだけど(LUK料理)食べてみてー

(※LUK=ステータスの一種。運の良さを表す)


と渡し、後で食べます!というシャオイーに無理矢理食べさせ、


しょうがないからとムシャムシャ食べるシャオイーが露店を引き続き見ているのを見て、


飽きて、どこかに行く。


しばらくしてシャオイーがwis(1:1対話)をしてどこか行きますか となって

狩り(レベルアップのためのモンスター倒し)をする・・・


そんな毎日であった。


メイチーがアレクシスと恋をした時も

(それはこういう会話をしたりしている時のかなり前)


そういう歳になったのかー 時の流れるのは早いもんだ。

とふたりの恋を見守っていた。


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ところ変わって天界。


花篠娘々になった美織(くどいようだが天界は漢字表記)は

その昇進の祝いとして「雲器」という武器を授かった。



・・・

何も言えない喬一。


すごいのよ。

剣にも短剣にも〜鞭にもカタールにも〜

杖にも〜鈍器にも 他になんだっけ


「下界の武器全部に変えられる武器なのよね」


雲器 じゃダサイから


「殷冠器」


あんかんき。

腰に片手を当て、もう片方の手で喬一を指さしながら


テストに出るから名前覚えるのよ!

と言った。


どういう意味なのだろうか

聞く喬一に、


「何にでもなれる、何にでも自由自在に変身出来る、

そういう存在のことを言うのよ」


ほほう。

素直に感心する喬一。


だからね、その名前に変えたから 使って。ね。


折角もらったのだから自分で使った方がいいのでは!


ばちこ〜〜ん!!



(略)


こうして、有り難い有難い しょ〜もないくらい有り難い武器を

ホイホイ喬一にあげてしまった。



さて、喬一には・・・

犬の形をした雲が2つあるのだが、、


喬一にはこだわりがないので、雲たちを1号2号と呼んでいた。


「駄目よ!

私が命名するから」


雲の中の犬の性別があるため、、

それぞれ、

オス、メスになっている。



オスは「夏樹」よ


夏の樹。

「男らしいでしょ」

ニッコリ笑って言う。


えへんとして、、


メスは「春花」よ


オスの「夏樹」とセットなの。

また満面の笑み。


春の、、一年で一番お花がキレイな季節の。

「花」


夏の樹と

春の花。


「いいですね!」


でしょ。

キュッと首を傾げてニコッと笑った。



こんな会話をしているのを見て、


いいなぁ、と見上げている自分がいる。


あ・・・

頭だけを上げる。


「ゆ、夢・・・」



エメラインは目を軽くこすった。



聖職者はある一定の条件や背景や様々な事象が重なった場合、

物事を「視る」ということが出来る。



・・・


恋人でもない夫婦でもない兄妹でもない親子でもない

かと言って、友人とか親友、、にしてはもっと深いような


でも恋愛感情は全く感じられない(ふたりとも)


「(こういう関係もあるのね・・・)」


ほ〜っと空(くう)を見つめるエメラインであった。


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名前の表記、読みについては
コチラ にて。
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