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雲の上

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山の上の頂上。

雲があちこちでふわふわしているところで、

ふたりの、中華風の着物を来たふたりが遠くを指さして話していた。


「あっちの気はこう出て・・・」

「そういえばここらの兵法はこれこれこう・・・」

「あーホントだ。詳しいねー」

「確かマンガ?で読んだような」


しばらく話し合っていたふたりは、桃をむいてむしゃむしゃ食べ始めた。



美織「桃冷たくて美味しー!」

喬一「冷え冷え」

美織「こういう場所だから冷えてるよねぇ」

喬一「そうですな」

美織「風邪とかひくのかな?まぁそういう概念自体ないよねー」

喬一「うむ」

美織「まぁいいや〜 あ、その時は喬一さん、風邪薬作ってよ」

喬一「作り方が分かりません!」

美織「そっかー じゃあ私作ってみようかな」

喬一「確かその手の本があったような」

美織「!え?本当?」


美織の方がでかい桃を食べている。


喬一「そっちの方が大きいような!」

美織「いいじゃない。こっちは私が食べるのー」

喬一「うむ・・・」

美織「出世?記念かな。でかいのを食べるv」

喬一「(秋桜(コスモス)の精のままの方が良かったような)」



アルベルタ(港の都市)でたまに会っていたふたりだったのだが、

2年半経ち、メイチー(美織)が天界に上げられてから、ふたりで一緒にいることが多くなった。


きょ、喬一さん!

「何ですか」


こ、ここ この前は ご御免ね・・・


デコピンでいいですよ

ぎゃー!


土下座する美織。


「そういえば最近のプロンテラとジュノーとラヘルの株価はどうなっているのだろう」

(※ラグナロクオンラインには3つの国があるが、それぞれの首都である)


・・・へ?


顔を上げる美織。


腕を組んでキッと睨む喬一。


「そういうものにも、みお、、何だっけ

なまえ 天界用の」


「み、みおり・・・」


そうだった

「そういう株価とかにも、目を通した方がいいですよ」


「今更無理だもん。勉強すること多すぎてとてもとても・・・」


「たくさんあるからねー」


「だからやだ」


「無学はいけません」


じゃあ


喬一さん一緒に勉強してよー


(間)


自分で勉強した方が身に付くはず!


(略)



こうして、喬一の必死の説得により、、

興味を持たないとすぐに投げ出す美織は

よしっ!やるぞ。と 頑張り、、

次第に圧倒的な集中力を発揮するようになり、、

とうとう


完璧(喬一からの視点)な勉学を修めた。


喬一「これで心置きなく出世出来ますな」


すぴー


そっと、雲の布団(淡い虹色)を掛ける喬一。



生前、不幸だったメイチー(美織)であったが、
逝去後では天界の崑崙山でシャオイー(喬一)と一緒に幸せにのんびりと過ごしているようだ。



謎の多い魔術師、メイチーの(生前の)話たちはこれで終わりである。



ひよこ



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注釈:東洋系は天界では漢字表記の東洋読み

下界ではカタカナ表記の西洋読みになる。


例:美織 → 下界ではメイチー

天界では 美織と表記して、「みおり」と読む。


喬一 → 下界ではシャオイー

天界では 喬一と表記して、「きょういち」と読む。



※稀に、漢字表記で「西洋読み」を好む天人もいる

※西洋系は表記・読みは変わらない。


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(了)


 

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