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タブー

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ライナス「本当だ。載ってない」

ジョセフ「・・・」


ここはジュノー大図書館奥。


PCSをカチャカチャいじって、最初はどうしようもないものを見て楽しんでいたライナスだったが、
真面目にメイチーの情報を見てみたのだ。


ライナス「んー・・・」

図書館内だ。大きな声でがやがやと話せない。

考え込みながら、小声でライナスは言う。


あの人は只者じゃないんじゃないか?

だから載ってないとか。


無茶苦茶である。


それならば、超常現象を自由に操る自分の娘だって載ってないはず、

と、レンレンの情報を調べるジョセフ。


しかし、キッチリと載っていた情報。


ギギッ

ヴォン 


ピーッ!




名前:レンレン・ディオン


人種:西洋系
 
性別:女性

年齢:10歳
 
職業:ソウルリンカー


身体的特徴1(髪の色):金髪
身体的特徴2(瞳の色):薄緑色

[ 各種身体特徴が書かれている ]
 
[ それぞれの職業の専門学校での成績及び功績が記述されている ]
 
[ その他もろもろ。特殊な特技等などが書かれている
(知名度が高いもの限定) ]


家族構成:父、母、兄


備考:
1.特殊な能力を含有。
2.10歳以上歳を取らない(肉体のみ)




前世:有
ひとつ前:無
ふたつ前:有


ふたつ前の前世名:コン・アイラン

東洋表記:孔 愛欄
読み:こう あいらん


人種:東洋系
 
性別:女性
 
享年時:18歳
 
職業:プロフェッサー


身体的特徴1(髪の色):黒髪
身体的特徴2(瞳の色):薄茶色


家族構成:父


備考:アーロン皇帝の妾候補。
○○年、処刑。







引き続き小声で話すライナス


「コレ、プライバシーがどうたら、って結構言われてるんすよねぇ。
自分の前世とか分かっちゃうから見る人あんまいねぇし」

複雑な手続きいちいちこなしてまで。


ジョセフ「うむ・・・」


娘の情報の、「処刑」の文字を見ていささかショックを受けるジョセフ。


しかし、「特殊だから」という理由では載らない、ということが証明された。


首を傾げるふたり。


ライナス「もう、本人に聞くしかないな」

スッキリした顔して言うライナス。


ジョセフはこのストレートさが羨ましかった。


そうしたいけど、・・・


驚く顔をするメイチーの顔が目に浮かぶ。


下手したら、、もう二度と会えないかもしれない。


何の根拠もないが、何となく、本人に聞くのはすごくギャンブリー、、あるいはタブーな気がして怖かった。


 

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