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謎の迷路

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ジョセフはとてもとても嫌な予感がした。

空が暗い。

そんな風に思う。

何か、嫌な予感がする。



メイチー。

美織。


・・・

ライチー に似ている。

ライチー酒うまいんだよね〜


うむ。








そんな風に思っていたら、


!!??


ジョセフ「(え?)」



ものすごく冷たい目をした男のイメージが頭をよぎったのだ。


「??」


自分に霊感はない。


騎士系職の自分に霊感がありようはずがない。

(※霊感があるのは主に魔法使い系職、聖職者職)



今一瞬よぎったイメージは一体。



・・・


「優しそうな感じの人」と形容されていたシャオイー(喬一)さんなる人物とは全く縁がなさそうだな・・・



いつもならここで思考停止するのだが、もう少し考えてみた。



ジョセフ「そういえば・・・」


結構、直感が鋭いのだが、メイチーは微妙にMだということに気付いていた。

にじみでる雰囲気というやつか。


Mどころか、ドMぐらいの感じかもしれない。


彼女は「優しそう」な人より、「冷たい」人の方が好きなような気がする。



「(その彼女が何故シャオイーさんなる人物を選んだのだろう)」


いつもなら どうでもいい と思うジョセフだが、

あの冷たい冷たい目を持つ男の映像が忘れられない。


まさかあれがシャオイーさんなのだろうか



人は見掛けによらないなー

気楽に考えるのだが、


「優しそうな感じの人」と言っていた時のメイチーは

本当に優しそうな人〜という感じの形容をしていた。


たまに冷たい面もあって

それがいいとか・・・


あれ


でも


あの何でもかんでも言いそうなメイチーが

それを隠すか?

と思った。


何となく、あの人の性格だったら


「でも、たまに冷たいんですよ。すごく!」


とか言うような・・・



「優しい感じの人かな?」


あの時の彼女の笑顔に嘘はない。



ううっ


うっ?


ジョセフは突然訪れた寒気に驚いた。


え?


そしてアルベルタの映像が思い浮かんできた。



「(・・・何故、シャオイーさんなる人物は奥地へ行ったのだろう)」


・・・男の勘は当たらなそうだけど


メイチーさんは、シャオイーさんを待っている訳ではない気がする・・・



何かあるな



エメラインを思うはずが、取り戻す手段を考えるはずが、祓うはずが、

すっかり別のことに足を踏み入れてしまったジョセフだった。


 

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