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いない人

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えーっ知ってるよお?

その声に「えっ!?」と驚くジョセフ。


知ってる人なの?と聞くエメライン。


ジョセフ「ちょっと、、謎が多い人でね・・・」


エメライン「えっとねぇ、恋占いしてもらったの。だいぶ前、、2年前かな」


恋占い・・・


エメライン「もちろんジョセフとね。確か、、相性は微妙って出ちゃって」


ジョセフ「微妙か」


エメライン「うん! すれ違いが多いンだってー」


ジョセフ「(メイチーさん!すごいじゃないか)」

ジョセフは心の中で苦笑した。


だからね、どうすればいいか、聞いてみたんだー

そしたら、なるようにしかならない。だって。

ひどいよね!


エメラインはぷりぷりしながら言った。


ジョセフ「まぁ・・・なるようにしか、、ならないんじゃないのかな」


エメライン「何よオウム返しに! ちょっとはこう、運命に逆らうっていうか
そういう気概を持ったらどう」


いつものエメラインだ、、

ジョセフは少しほっこりした。


そしてパッと切り替えた。


ジョセフ「えっと、そのメイチーさんなんだけど」

エメライン「あ、うん」

ジョセフ「あの人、ちょっと謎なんだよねぇ」

エメライン「どう謎なの?」


不思議そうに言うエメライン。


エメライン「だってあの人、一昨年に亡くなってるのよ?」


驚くジョセフ。


ジョセフ「(えっ ええぇぇ)」


だって。

じゃあ


あのアルベルタの


あのメイチーさんは??


「??」


訳が分からない、という顔できょとん、としているエメライン。



「ちょっと御免」


ジョセフはしばし考え込んだ。



ジョセフ「えぇと、」

少し経って、エメラインの方に向き直って尋ねた。


ジョセフ「シャオイーさん、なる人物は知ってる・・・かな」


エメライン「シャオイーさん・・・あー 知ってるわ。 メイチーさんのお友達よ」


ジョセフ「お友達」

どうかしたの?と聞くエメラインに、


シャオイーさんが何処にいるか知っているか、と聞いてみるジョセフ。


ウッと手で口を押さえて、

「そ、それだけは言えないわ・・・」

と何故か隠すエメライン。


その反応に、


「言えない?」

と思わずきつく言ってしまうジョセフ。


エメライン「個人のプライバシーだから・・・。っていうか、どうしてそういうこと知りたいの?」


ジョセフ「・・・いや、いいよ・・・」


紳士なジョセフはあっさり引き下がる。


これがライナスだったら両肩を押さえて、揺さぶってでも聞き出すんだろうな、と思うジョセフであった・・・。


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同じ頃。


朝もやの中を とっとことっとこ すごいスピードで歩くライナス。


「クライヴも連れてきた方が良かったかなー」

あいつ女受けいいからなー


そんなことを考えながら、

アルベルタの、、

メイチーの元へ急いだ。


 

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