現代ファンタジーのオンライン小説 - ものもの

青い王

RO小説本編の目次 > 罪の目次
 

こんにちは。

クリスティンと申します。



私の両親はアサシンクロス(※暗殺者職の上位職)です。

 

暗殺者だった血が騒ぐのでしょうか。

「俺と同じ道(アサシン道)には決して進むな」

とのお父様の(そしてお母様の)きついお達しがあったにも関わらず、

 

殴り聖職者になってしまいました。

殴り聖職者とは、聖職者にも関わらず、自分自身に様々な

本来仲間に掛ける強化魔法を掛けまくって 敵を自ら殴るという職です。


兄のナイトライド先生も同じ道(殴り聖職者)に進みました。


私もそれに準じた訳です。


血は争えないということですね。


そして、

私には双子の妹がいます。


エメラインという名前なのですが、

彼女は普通の聖職者の道に進みました。


正統派の、仲間をガンガン助ける 支援魔法系聖職者です。


他にも、支援魔法ではなく 攻撃魔法を覚え、

それを敵に掛けて敵をやつける、攻撃魔法系聖職者もいます。


エメラインは 殴り聖職者の道も 攻撃魔法系聖職者の道も選ばずに


「正統派聖職者」の道を選びました。



そして無理をしすぎてしまい、とうとう倒れてしまいました。


現在は、エメラインの夫が建てた高い塔のところで療養しています。


あまりに理想を追い過ぎ、

そのために周りからの期待を引き寄せ、

頑張りすぎて、それでそういうことになってしまったのだと思います。


今は彼女をゆっくり見守っています。


---------------------------------------------------


私は、殴り聖職者ですから、

混沌か秩序か、と言いましたら

混沌の方でしょう。



ローかカオスかと言われましたら

カオスでしょうね。



青か赤か、と言われたら


赤です。

まぁ当然ですが。


赤は欲望の色です。

そして青は理性の色。


私たちを示しています。



エメラインは、青い王です。

水の女神です。


癒しであり

秩序であり

理性であり


私の方が、序列で言えばひとつ上ですが、

姉ですから、、


でも、私はエメラインを尊敬しています。


妹だとはあまり思っていません。



私は火です。


エメラインは水。



水の方が、皆大切でしょう。

火も大切ですが。



・・・



私はエメラインが早く元気になることを

目が覚めることを祈っています。


・・・


きっと目が覚めたら、 わぁっ って。


話が逸れました。



私は、赤い姫 に過ぎません。

姫だなんて変ですが。自分に。


エメラインは


「王」です。



私の、、大切な


「青い王」



水の女神



私の、


大切な大切な、妹です。



脚が痛くなる程、、塔をじっと見つめて。


そしていつも祈る。


エメライン、早く起きて。



ずっと待っています。


 

BACK「目次」  NEXT「ゆらゆら」