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願い

だから!

「長生きしたいでしょ!もっと生きたくないんですか?」

コウは言った。


朧浪(ろんらん)は腕を組んでツン!と横を向いた。

「ほっぺにチューしてくんないとやだ」


・・・

朧浪は25歳、コウは20歳。

5歳も下の人間に「大人げないと思わないんですか?!」

思わず大きな声が出る彼女。


シカトする朧浪。


「(・・・こうして見ると姿かたちは溟渤(みんお)様そっくりなのに、、)」

どうしていいか分からないコウ。


「サンジェルマン伯爵とか八百比丘尼(いずれも不老不死で未だに生きているとされている伝説上の人物)に会えるかもですよ?」

明るく言うコウ。


ぐるんっ!

と振り向く朧浪。



途端に、燃え尽きたあしたのジョーみたいな顔になる朧浪。


「(??え?)」
キョドるコウ。

空は曇り、湿気を含んだどんよりしたものになっている。

もっと、堪能しておくん、、だった

「おっぱいとか・・・」ぼそっ

「えーっ!?
私、そんな破廉恥なことしましたか おっぱい?」

何の話をしてるんだ的なふたり。


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朧浪は木の寄り掛かるような場所でそっと寄り掛かり、深いため息をついた。

「生きるということは、楽しみを知ることだ」

コウ「あ、はい。そうですよね。(まともなことも言えるんだ・・・)」
何か飲み物を飲んでいるふたり。

コウが蜜柑と海水で作った飲み物を飲みながら、
「あーあ、もう帰ってもらおうかな」
と簡単な顔で言う朧浪。

ザザ・・・ ザザ・・・


どうしていいか分からない。


分かりました。

何かの約束を取り付けるふたり。


 

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