現代ファンタジーのオンライン小説 - ものもの

ネコ時々イヌ

小さな世界 > 第7章「交錯」
 

 

床が無い空間。

重力が何故かあって、ぐらぐらしながら、やっと立っている理々。

目の前には、
大浴場の休憩室で、意識の中で出てきた白衣の男性がいた。


男性はひたすら無言。
何も考えていない様子である。


しかし、途方も無い、存在のように思えた。


「俺の名前は『ナイトライド・ホワイトロウ』」

理々は四つんばいになった。

理々「がはっがはっ あっ ふっ」
重力に耐えられなくなったようだ。


ピキンッ!
電撃のようなものが理々に走る。


愛花『あなたの世界観、こうあればいいという世界、
先入観、色々。
それらのものが、誰かによって作られている』

秘密

愛花『恐らく、A層〜D層の誰かが、あなたの精神力を燃料にして
この世界を作ったのだな』

謎の樹


理々は両手で頭を押さえ、目をつぶって思い出そうとした。

・・・
愛花さんがロングヘアーに戻って。

「(説明してくれた)」

>理々の世界観を、「実際に作ってみよう」と、何者かが・・・
>実現させたものが、『パン・オンライン』。

達成!


うう、、
突然襲い来る体中の筋肉痛に耐えながら思う理々。
「(この、人、が・・・この・・・はっうぅっ)」
顔を上げた瞬間に攻撃されそうで顔を上げられない彼女。

ナイトライド「温泉入ったんだから体中の疲れが外に出てんじゃないの?」


間髪入れず、
「という訳で最終決戦です!」
と言う白衣男性。


ピッピッピ ピーッ ピッ

空間で何かを操作している。

ヴォンッ!
彼の前にレポート用紙が現れた。

それを読んでいる博士。


「まぁ〜ギリで行ける、っしょ」
ぶつぶつ言っている。


カサッ
空中のレポート用紙をつまむナイトライド氏。


「君にね、ホラ、渡したじゃん。
廃病院とかそういうの(病院はない)。
レポート?の。

あれね」


<略>


周りは二次元にしか無さそうなネコたちがわらわら好きなように遊んでいて、
たまにポコッと出てくる大きなイヌに集まってスリスリすり寄っていた。


理々は博士からもらったレポート用紙を見ていた。

理々「1、ジョセフ(騎士)
2、アルドヘルム(アサシン)
3、クリスティン(殴り聖職者)
4、ナイトライド(さいっこ)
5、xxx(謎)」

固まる理々。

ナイトライド「『廃』っていうのはダミーです!」


1、廃漂流船
2、廃修道院
3、廃刑務所
4、廃屋敷
5、廃古城



1、ジョセフ(騎士)
2、アルドヘルム(アサシン)
3、クリスティン(殴り聖職者)
4、ナイトライド(さいっこ)
5、xxx(謎)


1から5の、いずれかのキャラクターを選び、
ラスト・ボスとして戦ってくれ、とのことであった。

・・・

・・・

・・・

ネコたちは理々のひざの上に乗ったり、
背中を爪とぎ代わりにしたり、スチャッと肩に乗って耳をかじったり・・・

好き放題していた。

「そっちばっかりずるい!」
ネコが理々の方に集まるので本気で悲しがるナイトライド氏。


理々は紙を見つめていた。
「(4、は死人番号・・・ナイトライドさんは、、)」
初めから除外されているということを悟る理々。


4、を選んだと同時に『GAME OVER』になるのだろう。


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「マジでぇ〜?こいつ強いよ?マジでいいの?」

5、xxx(謎)、を選んだ理々。


ナイトライド「ナイトライド氏の名において命ずる!いでよライナス!」

しゅるるるるるるる.....

小さい竜巻が起こった。


「ひぃあっ!」
思わず後ずさった理々。

そこには、2mあるか?というような長身の男性がいた。


 

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