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本当の両道

小さな世界 > 第7章「交錯」
 



名前:立花理々
年齢:17
性別:女性

キャラ名:リリ
職業:エンペリシャス
レベル:MAX

備考.....
ゲームマスター


理々は小さな紙を見ながら言った。
「やっは。ゲームマスターだって」

裕也「でも、君がゲームマスターだよ?」

街中をスタスタ歩くふたり。
たこ焼きを食べようと、屋台コーナーに行くところだ。
(昼食時)


ちなみに、
一般のプレイヤー以外にも、「作られたキャラクターたち」もたくさんいる。
何かの料理人だとか、販売員だとか、案内人、、などである。


レンガで囲っている池があり、そのレンガの上に座ってふたりはたこ焼きをたべた。
(高さ100cmくらい)


理々「え?」

パシャッ
池のハスの葉に乗っているカエルを捕まえようとして裕也は言った。

裕也「理々さんは男だったらすごい格好良かったんだろうね」

この世界なんて剣で切り裂いて、壊してしまうほどに。


はっ
「やっめて下さいよ。昨日のやつで影響されちゃったのかな」
あはは、という感じで言う理々。


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嘘つきは泥棒の始まりです!

理々「つまり!『シーフ(泥棒)』の始まりです!」

騎士は嘘つかない!正々堂々としてます。

裕也は両手の平を向けて、「あ、あの・・・」と言っていた。


理々「何でっ!『短剣二刀流』が使えるんですか!シーフの・・・
あ、アサシン(シーフの上位)の・・・っ」

・・・
ヴィに行く前にふたりは練習闘技場のようなところで1:1の勝負をしたのだ。

共に「エンペリシャス」「Lv.MAX」なふたりは力は互角。
たまには、と短剣を使おうとした裕也。
剣を使っている理々は「危ないから、せめて二刀流にして下さい」と言った。

つまり、理々は騎士剣で、裕也は短剣二刀流だった。


カキンッ

カンカンカンッ

ガンッ!

カカカカンッ!

・・・
ドサッ

『The end of the match!Yuya Wins!
(試合終了!ユウヤの勝ち!)』


しばし呆けた後、理々がぐうっとしゃがみ込みながら裕也を睨み付けた。

「・・・ふぅっ、、うっ、、」

裕也は思わず後ずさった。
「(な、何この負けず嫌い。さすが騎士の女・・・)」

(※シーフ系は諦めが良い)


ふたりは休憩室でひたすら話していた。

「多分ねー僕が強いんじゃなくて、君の願いが『そう』出てるんだよ。
無敵の騎士ってことだね」
少し笑いながら言う裕也。

棚からお皿と日本茶をごそごそ取り出し始める裕也。

外から少し音というか声が聞こえる。


・・・
理々「実際には強いってことですか?私の方が?」

真面目に言っているのにテーブルの木目の女の子の絵になっているところを
指でなぞる理々。

裕也はふたり分お茶を持ってきた。
カチッ
「だって。僕は。この世界では『白馬の皇子様』なんでしょ?」


ぱてぃ〜ん(BOLD文字で)


理々「白馬のぉ『王子様』ですっ!」
訂正するお馬鹿な女の子。



すぐに手を上げられて驚く裕也。

「(勝手に強くしておいてそりゃないよ)」
裕也は、『理々好みのこの世界』において『無敵の騎士』に仕立て上げられているのだ。


おっおい!
行っけー!!

バンッ!

たくさんの男プレイヤーたちがふたりの部屋に無理矢理押し入って来た。

言い合う声が響いていたので「おい!どういうことだ」と心配?して突撃してきた、と言う訳だ。


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暗くて、湿っている黒い森の中の一本道。

理々「ヴィ、まで行くのに、もう試練」
クッ、と前を見る。

裕也は涼しい顔をしている。
「僕は応援してるだけだから気楽だなー」


緊張した顔になっていく理々。

「(私らしくない)」

普通よりずっと大きな、変なコウモリたちがバサバサと飛んでいた。


 

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