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何かの足音

小さな世界 > 第4章「global」
 



妃羽「え?」

俐人は言った。
「何か・・・変わったことは?」

・・・

妃羽は何も御座いませんと答えた。
が泥棒でも入った?いや、、と頭の悪い解釈をしていた。

しばらく沈黙が走ったが。

妃羽「何か、あったのでしょうか」
他人じゃないから、聞く権利あるよねと思いながら言った。

・・・

顔色悪いから、心配。

優しく言う俐人。


・・・

「失礼致します」

退室し、ユウの待つ自室に向かう妃羽。



妃羽「え"ーっ?」
ユウ「ちょ、声でけーよ 周りに聴こえるだろ(汗)」

妃羽のベッドの上。


ユウに『層』の世界観、『キャラーズ』、などを教えてもらったのだ。

妃羽「それって 先日俐人様も言ってた」
ユウ「だろ?主人公はおまえさんなんだよ」

・・・

「え"え"ーっ!?」

自分を指さして叫ぶ妃羽。


数秒後。

妃羽「ゴメン・・・つい」

ユウ「ったく。んーまぁ突然そうだって言われたら困るよな
作り話じゃないって分かったらな」

ユウは鼻息を吐いた。

音楽がこの世界たちを支配している。
妃羽はこの世界で『音楽』によって周りを支配している。
上記2つを述べるユウ。


妃羽「(・・・あ)」

たまにカンの恐ろしく鋭い妃羽は気付いた。

正樹さん。

あの人 私のピアノの音に、何かを気付いていたような気がする。

「(カンがいいのかな。正樹さん)」


ユウ「どうしたんだよ」
考え込んでいる妃羽に ニャア〜 とユウ。


あ〜

トンッ
ベッドから降りるユウ。

ミニ冷蔵庫から「ネコーラ(猫用のコーラ)」を取り出そうとする。


ペットボトルをそのまま器用に口飲みし、彼は言った。
「あの人只者じゃないぜ。G層住人じゃねーな」

妃羽「え?」

ユウ「そう思ったことは?」

妃羽「そういえばやけに・・・落ち着いていたような。
私も変なレベルで懐いてた(汗)」
白目をむくレベルで目玉を上に向かせる妃羽。


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1.5時間後。

女性「こちらへ」
優しそうな女性が妃羽を迎える。


誰だろうと思う妃羽。


FR。

「タマネギ。3人目」

え?
聞き返す妃羽。

暘谷邸には召し使いが3人いる。
3人ともとても優秀で、違う国に行く場合はほぼ全員を暘谷は連れていく。

妃羽「あ、産休から帰ってらして・・・」



にしても
「トマト、レタス、タマネギって・・・」

「るせーな 可愛いじゃねーか 覚えやすいし」
奥で飲み物をトクトクとふたり分注ぐ暘谷。


ちなみに。

トマトの本名=鈴玉(りんゆー)
レタス=雅月(やーゆえ)
タマネギ=小麗(しゃおりー)


暘谷「え?」

暘谷さん、頭良いから←持ち上げている 相談しに来たんです。
私もうどうしていいか分からなくて・・・
突然済みません。。


暘谷は腕を組んだ。


 

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