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シリコメ

小さな世界 > 第4章「global」
 



もっしゃもっしゃ

花宇「・・・(汗)」

すっごい嬉しそう(且つアホそう)な顔をしてアルドヘルムが
クリスティンのケーキを食べていた。

ペロッと手のクリームをなめ、(たまたま付いた)
やっぱりクリスティン・ケーキですなぁ〜〜
とアホみたいに言った。


クリスティンは笑顔で言った。
「ホラーさっきみたいにカッコ良くなる時もあるのに
普段はコレなのよー(笑)」


は、はは。
花宇は「ジキル博士とハイド氏(C層にも有る)」を思い出した。


・・・
でっ

キリッ

アルドヘルムが変態からイケメンに変わった。


うーん、と少し考えてから頭をくしゃっとし・・・

「あくまで僕の予想なのですが・・・」
と言った。


クリスティンは「ローズマリー」と「ラベンダー」どっちの方がいいかしら、と思っていた。
(ふたりに出すハーブティー)


「ナイトライド先生が『大昔に滅びた職業になれる薬』を作ってるのではないでしょうか」

・・・

・・・

あまり驚かない花宇とクリスティン。

気が付くと、空はすっかり灰色で雨が降っているようだった。


アルドヘルム「あくまで予想ですが」

クリスティンが即座に言った。
「いいえ、私もそう思う。
・・・・・・でも、そういうのを流通させてしまうと、、混乱が起こるから
奥深くに隠しているのかもね」


アルドヘルムは花宇を見た。
「花宇さんには何かを感じて、エンペリシャスを見せたのかもしれません!
特別!」


・・・
ふむ、と花宇が思う頃にはクリスティンがラベンダーのハーブティを持ってきていた。


「ぶあちちちっ!」

クリスティン「アルドヘルムさん、気を付けて。熱いから」

アルドヘルム「あったかいお茶は人生の極みです。ズズーーーッ アジーッ!」ガッシャンッ!!

ふぅ

クリスティンが手馴れた感じでティーカップを拾い、
タオルを持って来ようとキッチンに行った。

・・・
「(やっぱ「ジキル博士とハイド氏」・・・)」
花宇はくだけた顔になった。


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2階の、屋根付きのベランダである。


アルドヘルムは言う。
「エンペリシャスになる方法が、実はここ(D層)にある。
愛花さんという秘密管理人は 間違ってF層に行ってしまつた!」

花宇「はい」

アルドヘルム「D層にあるのなら、、ナイトライド先生が作った薬のことに違いない」

・・・

なるほど。


「そうですよ」
花宇の1Mぐらい横にナイトライド氏がいつの間にかいた。


アルドヘルム「目ぇくるくる回してる!」
ナイトライド「こりゃいかん!」

クリスティンは回復魔法を掛けた。
「体力は回復するけど、こういうのはダメみたいね・・・(汗)」


花宇はバッタリと倒れたまま、う〜ん・・・と言って目を回していた。


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ナイトライド私室。

ビジネスの部屋のようにキレイな私室。

だからこそ、ベッドにある大きな『うる星やつらのラムちゃん抱き枕』が目立った。


ナイトライド「アホの子のしるしを4つ集めればいいんです
何処行けばあったかなー」
くるっと横を向いて思い出そうとするナイトライド氏。

まぁそれで、その4つを集めてさえあれば何とかなるはず!


聖職者を表す「聖杯」
=グラール

騎士を表す「聖剣」
=エクスカリバー

財閥を表す「五芒星」
=ペンタゴン

労働者を表す「聖槍」
=ロンギヌスの槍


カリカリ.......
一生懸命メモを取る花宇。

「(危険なモンスターのところに・・・行かないかな)」

少し考えて小さくうなずく花宇。

「(イザという時のために回復剤とか逃げられるアイテムだとか
お金を貯めまくって、、買っておかないと。←しっかり者)」

何ヶ月単位とかのがいいかもなー・・・
ぶつぶつ


倉庫に1個あまってたかも!

前に向き直ってナイトライド氏は言った。

「確か全部作ったんだけど騎士系はさっぱり使わないから残ってる!」


・・・


ドテッ

コミックだとかでしか見たことの無いこけ方をする花宇。


 

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